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「ティル・ナ・ノーグ〜太陽の系譜〜」こぼれ話

劇団ZTON vol.12「ティル・ナ・ノーグ〜太陽の系譜〜」
ご来場いただきましたお客様、ありがとうございました。

さて、こぼれ脚本のこぼれ話でも…。と思うんですが、
今回、売ったんですよね脚本。
ありがたいことに完売しまして。
次回からは経費で出せるんで、もしよければまた新作もぜひ。
(今、実施中のクラウドファンディングの結果にもよりますが。
 クラウドファンディングご投資いただいた方々ありがとうございます!!)


で、今回はアイルランド神話だったので
名前のモチーフでもと思いまして。
私、名前をつけるセンスが壊滅的に崩壊しておりますので
役名には必ずモチーフとなるもの、実在の人物の名前があります。

かの昔、ES001「幕末紅蜀葵」の際、
シャルル、シャルルって脚本に書いていたのに、
実際の人物を調べ直したら、シャヌルで。うぇっと思って、
自分のメモを見直したら、シャヌルが字が汚過ぎてシャ「ル」ルって呼んでた。
公演終了後の回想。
カタカナコワイ。


ググれば、全部出て来るだろうと思ったけど、出てこなかった。
どこで調べたんだろう。私。
では、時系列順にいきまーす。


①フィンタン【シーザー族】
アイルランドに辿り着いたシーザー族の生き残りです。
設定でもシーザー族にしようか悩んだのですが、ややこしくなるのでやめました。
フィンタンはアイルランド上陸から何かしらに姿を変えてずっと生きているそうです。

②トゥアン【バルホルン族】
フォモール族によって滅ぼされたバルホルン族の生き残り
トゥワンは鮭になったり、鳥になったり、様々なものに姿を変えて生き続けた
という伝承があるとか、ないとか。

③キッホル【フォモール族】
バルホルン族を滅ぼしたフォモール族の王。
脚なしキッホルと呼ばれ、脚がないのにべらぼうに強かったとか。
キッホルのト書きで、「腕がなくなろうが、脚がなくなろうが…」ってのは、
脚なしキッホルがモチーフだからです。

④ネヴェズ【ネヴェズ族】
こいつらは史実ではギリシャ人だと言われています。
例のごとくフォモール族に奴隷化されて、ほとんど殺されます。
特に言うことはないでしょう。ちなみに、ネヴェズ達には名前が振られていました。
僕の頭の中だけで。
オヴェズ=尾崎さん、アヴェズ=浅場ちゃん、
レヴェズ=大塚さん(あだ名がレバニラ)、クロヴェズ=クロベエさん
ほらね、僕のネーミングセンス終わってるでしょう。

⑤モルク【フォモール族】
奴隷化されたネヴェズは、フォモールに反旗を翻します。
その時のフォモールの王が、コナン王、そして、モルク王。
モルク王は、ネヴェズ族を30人だけ残して(船で逃げ出す)皆殺しにします。
まぁ、その30人の子孫が最終的にフォモールを滅ぼすわけですが….

⑥ヌアザ【トゥアハ・ダナーン族】
トゥアハ・ダナーン族であり、ネヴェズ一族が逃げた一族の末裔。
再びアイルランドに帰ってきます。霧と共に現れた魔法使いの一族と言われます。
まぁ実際は、上陸した時に乗ってきた船を焼いたそうな。祖先の仇をとるまで
アイルランドを脱出しないと誓ったとか誓わないとか。
ヌアザはフォモールの剣士スレンとの決闘に破れ左手を吹っ飛ばされる。
後に、自分の兄弟に銀の腕を作らせて復活してくるというなんとも中二的なキャラクター

⑦エオヒド【フォモール族(フィル・ボルグ族)】
プロットができた後に足したキャラクターなので良そうな名前を拾ってきた。
進撃してきたヌアザに殺されてしまうフィル・ボルグの王。

⑧ヨーヒー【フォモール族(フィル・ボルグ族)】
ヌアザとスレンの決闘の時のフォモールの王。
トゥアハ・ダナーン族は決闘のどさくさに紛れてヨーヒー王を毒殺。
フォモールもダナーンもどっちも卑怯なアイルランド神話。

⑨スレン【フォモール族(フィル・ボルグ族)】
フィル・ボルグの戦士スレン、ヌアザに勝つ人。
フィル・ボルグ族は、ネヴェズ一族の末裔の1つ。
彼らはアイルランドに残り、フォモールと混血したのです。
よってこの頃のフォモールは=フィル・ボルグでもあるという。
生き残るのにたけた一族。
ちなみに、ネヴェズの末裔は3種類あって、ダナーン・フィルボルグ・ブリトン。
イングランドの末裔になる一族。
僕は「アーサー王」(ウェールズ史)を調べていたら、
アイルランド神話に行き着きましたと。

⑩ブレス【フォモール族・ダナーン族混血】
スレンとヌアザの決闘の結果。
フォモール(スレン)が勝つもヨーヒー王死んでるし、
どないすんねってなって、フォモール族とダナーン族の混血のブレスが王になります。
(なんで、戦争してんのに混血がこんな早くにいるのか謎)
ブレスは混血ながらフォモールに有利な政策を打ち出します。
そして、キレるダナーン。
銀の腕を生やしたヌアザはブレスをしばくため再び挙兵します。

⑪バロル【フォモール族】
困ったブレスが頼ったのがバロル。一つ目の巨人。
バロルはダナーン族をしばくしばく。
そん中、占い大好きなバロル君、占いの洗礼を受けます。
占い師「あんた、孫に殺されるよ」
(もともと、作中のキッホル王はバロル王という名前でしたが、
 孫に殺されるってのがwikiに載りまくってのでやめました(笑)
 キッホルも孫に殺されてるでしょう?)

⑫エリウ【フォモール族】
バロルの娘。バロルには子どもがエリウしかいなかったのか?
とにかくバロルはこのエリウを塔に監禁します。
「男に会わせなければ、孫が生まれることもない」
バロル単純。

⑬キアン【トゥアハ・ダナーン族】
フォモール(バロル)に怨みを持つダナーンの騎士、キアンは
エリウが監禁されている塔に忍び込み、エリウを襲います。
なんて糞野郎。その結果、エリウのお腹には子どもが…!!
ちなみに伝承では、ヌアザの兄弟ケヒト(銀の腕作った人)の子ども。

⑭クー【トゥアハ・ダナーン族】
同じくケヒトの子ども。「クー・フーリン」のクーではないです。

⑮ルー【フォモール族・ダナーン族】
さぁ、身ごもるエリウ。怒り狂うバロル。
生まれたての子どもをバロルは船で流します。鬼畜。
占い師の言う通りルーは成長しバロルを殺します。

⑯マナナン【トゥアハ・ダナーン族】
そのルーの載せられた船を拾い、ルーを育てあげるマナナン・マクリル。
このあたりまで来ると僕はあんまりよくわかりません。
大変、古事記的な感じになってきて、血縁関係が意味不明になってきます。

⑰ファリニシュ
ルーに飼われていた"大変美しい"犬。

⑱ブリュナーク
ルーの槍、5本に刃先がわかれた槍。ヌアザによってルーにもたらされた。
作中ではヌアザが使っていた。

ふぅこれで全部かな。

ちなみにこの後、

ミレー族と呼ばれる一族が現れ、
ダナーン族が統一したアイルランドは占領されます。
そして、ダナーン族は再び霧の世界(常若の国)
"ティル・ナ・ノーグ"に旅立つのです。

西洋系のファンタジーでよくある霧の中船で出向するアレです。
日本で言うところの"根の国"ですからね。
西洋の方がセンスありますよね。

ちなみに、アイルランドには死生観がなく
肉体が死んだ後も生き続けるという価値観があったそうです。
だからこそ、文字というものは必要なかったのかもしれませんね。
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公演情報
▼劇団ZTON
2015年
【脚本・演出】
劇団ZTON1967
『狂犬』
1月20日(火)
@インディペンデントシアター2nd

【脚本・演出】
劇団ZTON vol.11
『オルタソフィア
  -憂国の革命因子-
3月12日(木)〜14日(土)
@京都府立文化芸術会館

▼電子書籍
Amazon[kindle版]
「天狼ノ星」<天の章>¥472
「天狼ノ星」<地の章>¥472
「王の血脈」
¥472
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プロフィール

河瀬仁誌

Author:河瀬仁誌
京都・大阪を中心に活動する劇団ZTONの代表。脚本家・演出家・俳優。

演劇講師や演劇を使ったコミュニケーションワークショップも展開中。

メディアミックスの舞台興行をやりたい。
アニメ・ゲームも作りたい。
神山健治監督が好き。

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